EC事業者必見!LINEギフト(ラインギフト)を販促・出店に活用する方法


最近よく聞く「LINEギフト」に出店したいと思っているんだけど、あまり詳しくないから教えてほしい!

LINEギフトは、LINEアプリから手軽に送れるプレゼントサービスです。実際にギフト商品の出品を行っているEC事業者様はたくさんいらっしゃいますよ!
季節イベントの際に盛り上がる「LINEギフト」。
LINEギフトでは、EC事業者が自社の商品をLINEギフト上で販売することが可能です。
送り先の住所入力が不要・豊富な商品から選べるという点から、手軽にギフトを送れるサービスとして人気が高まっています。

本記事では 「LINEギフトとは?」という基本から、LINEギフトに出店するメリット・LINEギフトの出店方法・販促のポイントまで、EC運営者の目線に立って解説します。
ブログ監修者
助ネコ事業部(ECサポート担当)
運営実績18年以上の信頼!助ネコ事業部では、2007年2月1日のシステム提供開始以来、18年以上にわたり全国のネットショップ様にシステム導入支援と運用サポートを提供し、業務効率化と成長を支援しています。
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LINEギフト(ラインギフト)とは?

LINEギフト(ラインギフト)とは、LINEアプリを通じて友だちや家族にプレゼントを送れるサービスです。
相手の住所を知らなくても、LINE上で簡単にギフトを送れるのが大きな特徴です。
例えば、誕生日や記念日のお祝い、ちょっとしたお礼など、さまざまなシーンで活用できます。
普段のトークで「ありがとう」と伝える感覚で、カフェのドリンクチケットやスイーツを送れるので、利用者から高い支持を得ています。
LINEギフトの主な特徴は以下のとおりです。
- 住所不要で送れる
相手に住所を入力してもらうことができるので、送り先の住所を知らなくてもプレゼントを届けられます。 - 受け取りがスムーズ
受け取った相手は、LINEに届いたギフトメッセージを開き、自分の住所を入力するだけです。店舗で利用するタイプや、自宅に届く配送タイプがあります。 - 選べる商品が豊富
コンビニやスターバックスのドリンクチケット(eギフト)、カタログギフトや人気ブランドの商品(配送ギフト)まで数多くのラインナップが揃っています。
LINEギフトは、「日常的に使える気軽なプレゼント」から「特別なギフト」まで対応できるオンラインサービスと言えます。
EC事業者にとってのLINEギフトのメリット

LINEギフトは、LINEユーザー同士がギフトを贈り合うサービスですが、EC事業者にとっても、新規顧客の獲得や販促活動において非常に強力なツールです。
ここでは大きく分けて3つのメリットを紹介します。
1.新規顧客の獲得
LINEギフトは、LINEの大規模なユーザー基盤を活用するため、新規顧客を獲得するための強力なツールといえます。
LINEギフトに自社商品を出品することで、LINEユーザーとの接点を作りやすくなり、新規顧客を獲得する機会が広がります。
2.販促(PR)の効率化
LINEギフトを利用した「誕生日プレゼント」や「記念日ギフト」などの販促キャンペーンは、手軽に始めることができます。
さらに、LINEのメッセージ機能を利用することで、ユーザーにキャンペーン情報をすぐに届けることができます。
3.顧客ロイヤルティの向上
顧客ロイヤルティの向上には、顧客がブランドに対して親しみを感じ、再度購入したくなるような施策を打ち出しやすいと言えます。
例えば、LINE公式アカウントからLINEギフトのクーポンを顧客に送り、顧客がクーポンを活用して、他のLINEユーザーに自社商品をプレゼントする流れを創り出すことができれば、
顧客の拡大とともにリピーターを増やし、顧客のロイヤルティを高めることができます。
LINEギフトに出店する方法とは?

ここからは、LINEギフトに出店する方法と実際の流れを解説します。
以下の4ステップでLINEギフトに出店することができます。
- 出店の問い合わせを行う
- 審査が行われる
- 初期設定
- ショップオープン
1. 出店の問い合わせを行う
LINEギフトに出店するためには、まずLINE Partnersに問い合わせ(パートナーシップ提案)をします。
問い合わせの際には、出品を検討している商品の情報等を添えて問い合わせる必要があります。
2. 審査が行われる
問い合わせ後、LINEギフト側で内容確認と審査が行われます。
審査が完了し、問題ない場合には出店資料が送られます。
3.初期設定
ショップの情報や商品の登録等を行います。
4. ショップオープン
初期設定が完了したらショップをオープン!販売が開始されます。
問い合わせからショップオープンまでは約1か月ほどかかる想定をしましょう。
LINEギフトの出店にかかる費用や手数料は?

LINEギフトへの出店は、基本的に初期費用・月額固定費が不要です。
低リスクでショップを始められるのは嬉しいポイントですね。
ただし、別途販売手数料が必要だったり、出店形態によっては初期費用が発生したりと、注意点もあるため、出店時にしっかりと確認しましょう。
引用:LINEギフトに出店する
LINEギフトを販促チャネルとして活かすには?

先述したように、LINEギフトは新規顧客の獲得やブランド認知の拡大、リピート購入促進など、マーケティング施策としても大きな可能性を持つ販路と言えます。
ここでは、店舗様が実践しやすいLINEギフトの活用ポイントをいくつかご紹介します。
1. 季節・イベントに合わせたギフト展開
LINEギフトでは、「母の日」「クリスマス」「バレンタイン」などの季節イベント時に利用者が大きく増加します。
このタイミングに合わせて特集ページや限定パッケージを用意することで、商品の露出と販売機会の最大化を狙いましょう。
また、LINEギフト運営側の特集企画(例:母の日フェア)に合わせて商品登録を調整するのも効果的と言えます。
2. SNSシェアを意識した商品
ギフトは「もらう」だけでなく「贈る楽しみ」も購買動機になります。
LINEギフト上でプレビューできる商品画像やメッセージカードのデザイン等、ビジュアル面を工夫することで、
「贈りたくなる・SNSでシェアしたくなる」商品に仕立てることを意識しましょう。
特に商品サムネイル画像・ギフトカード等のビジュアル設計はCTR(クリック率)を左右する重要なポイントになります。
3. LINE公式アカウントとの連携施策
自社のLINE公式アカウントを活用し、LINEギフトの商品ページへ導線を作るのも効果的です。
新商品情報やキャンペーンを、LINE公式アカウント「友だち配信」することで、既存のファンやリピーターに直接アプローチできます。
特に「LINEギフトで使えるクーポン配布+ギフト購入誘導」の組み合わせは、購入率アップに有効です。
まとめ:LINEギフト出店で広がるECの新しい販売チャンスをモノにしよう!

LINEギフトは、LINEユーザーが日常的に利用するコミュニケーションの中で、気軽に商品を贈り合える新しいギフト文化を作り出しています。
EC事業者にとっては、既存の自社サイトやモール出店とは異なる新規顧客接点の拡大チャネルとして、非常に有望な販売・マーケティングの場といえます。
出店までの流れはシンプルですが、
- 審査に通るための基礎情報や商品登録の準備
- 出店後の販促企画・キャンペーン運用
- 公式アカウントとの連携によるリピーター施策
など、戦略的に運用することで成果が大きく変わります。
また、運用を軌道に乗せるためには、複数モールとの在庫・受注管理を効率化する体制づくりが欠かせません。

そんなときに役立つのが、助ネコEC管理システムです。
助ネコでは、受注管理ではCSV連携、在庫管理ではAPI連携に対応していますので、LINEギフトの受注や在庫を他モールと一元管理できます。
助ネコを活用することで、在庫ズレや受注処理の手間を大幅に削減し、LINEギフト出店後もスムーズな運営体制を維持することができますよ。
LINEギフトで顧客とのつながりを広げ、助ネコで業務をスマートに。
この両輪を意識して、EC事業をさらに成長させていきましょう!









