EC一元管理システム比較8選|安さだけで選ぶと失敗する理由と正しい選び方

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助ネコ事業部(ECサポート担当)

助ネコ事業部(ECサポート担当)

運営実績19年以上の信頼! 助ネコ事業部では、2007年2月1日のシステム提供開始以来、 19年以上にわたり全国のネットショップ様に システム導入支援と運用サポートを提供し、 業務効率化と成長を支援しています。
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「月額料金が安い」という理由でEC一元管理システムを選ぶと、本当に業務はラクになる?

EC一元管理システムを探し始めると、最初に気になるのは料金ではないでしょうか。

比較サイトを見ても、

  • 月額2,000円~
  • 初期費用無料
  • 業界最安クラス

といった価格が目立つため、「できるだけ安いシステムを選びたい」と考えるのは自然なことです。

しかし、EC一元管理システムは導入することが目的ではありません。

本来の目的は、

  • 受注処理の手間を減らす
  • 在庫管理を効率化する
  • 商品登録をラクにする
  • ミスや残業を減らす

ことです。そのため、料金だけを基準に選ぶと、

「思ったほど業務が減らない」「結局別のシステムへ乗り換えた」

というケースも少なくありません。

重要なのは、自社の業務に合ったシステムを選ぶこと。

この記事では、主要なEC一元管理システム8社を比較しながら、

  • 安さだけで選ぶと失敗しやすい理由
  • 比較するときに本当に見るべきポイント
  • 自社に合うEC一元管理システムの選び方

を分かりやすく解説します。

EC一元管理システムとは?簡単に説明

EC一元管理システムとは?簡単に説明

本題に入る前に、少しだけEC一元管理システムを簡単に説明します。

EC一元管理システムとは、複数のECモールやネットショップをまとめて管理できるシステムです。

例えば、

  • 楽天市場
  • Amazon
  • Yahoo!ショッピング
  • 自社ECサイト

を運営している場合、それぞれの管理画面へログインして受注や在庫を確認するのは大きな負担になります。

EC一元管理システムを導入すれば、

  • 受注管理
  • 在庫管理
  • 商品登録
  • 出荷処理

などを一つの画面で管理できるため、日々の運営業務を効率化できます。


安さだけで選ぶと失敗する3つの理由

「なるべくコストを抑えたい」という考え自体は間違いではありません。しかし、EC一元管理システムは長く使うことを前提としたツールです。

導入後に「失敗した」と感じる原因の多くは、料金ではなく選び方にあります。ここでは、特に多い3つの失敗例を紹介します。

理由1 月額料金だけでは本当の費用は分からない

比較記事では、月額料金だけが並んでいることがよくあります。

しかし、実際にはシステムによって料金体系は異なります。

例えば、

  • 初期費用が必要
  • オプション機能は別料金
  • 受注件数による従量課金
  • 利用ユーザー数による追加料金

など、月額料金以外の費用が発生するケースもあります。

そのため、

「月額2,000円だから安い」

と判断しても、

必要な機能を追加した結果、想定より高くなることもあります。

比較するときは、月額料金だけでなく、

必要な機能を利用した場合の総額

まで確認することが大切です。

理由2 必要な機能が足りず、結局手作業が残る

EC一元管理システムは、どれも同じ機能を持っているわけではありません。

例えば、

「受注管理対応」

と書かれていても、

  • 在庫連携
  • 商品登録
  • 倉庫連携
  • POS連携
  • API連携
  • 自動処理機能

まで対応しているかは製品ごとに異なります。もし、自社で最も時間がかかっている業務を自動化できなければ、

導入後も手作業が残り、「システムを入れたのに仕事が減らない」

という結果になってしまいます。

だからこそ、価格ではなく、何を自動化したいのかを最初に整理することが重要です。

理由3 会社の成長に対応できず、数年後に乗り換えになる

現在は楽天市場だけを運営していても、

将来的に

  • Amazon
  • Yahoo!ショッピング
  • Shopify
  • 自社EC

などへ販路を広げる会社も少なくありません。

そのとき、導入したシステムが対応していなければ、新しいシステムへ乗り換える必要があります。

システムの乗り換えは、

  • データ移行
  • スタッフ教育
  • 業務フローの見直し

など、多くの時間とコストがかかります。今だけを見るのではなく、2〜3年後の運営も見据えて選ぶことが、結果的にコスト削減につながります。


安いシステムが悪いわけではない

ここまで読むと、「では、高いシステムを選べば安心なのか」と思うかもしれません。

しかし、それも違います。

例えば、楽天市場だけを運営し、受注件数も少ない会社であれば、高機能なシステムを導入しても、その機能を使い切れずコストだけが増える可能性があります。

反対に、複数モールを運営し、毎日の受注件数が多い会社なら、多少料金が高くても、自動化によって人件費や作業時間を削減できるケースもあります。

つまり、重要なのは、「一番安いシステム」を選ぶことではなく、「自社の業務に合うシステム」を選ぶことです。

失敗しないEC一元管理システムの選び方

ここまで、「料金だけで選ぶと失敗する理由」を紹介しました。では、実際には何を基準に比較すればよいのでしょうか。

EC一元管理システムは製品によって特徴が大きく異なります。そのため、すべての会社におすすめできる「正解」はありません。大切なのは、自社の業務に合ったシステムを選ぶことです。

ここからは、比較するときに確認しておきたいポイントを紹介します。

① まずは「何を効率化したいのか」を決める

EC一元管理システムには、

  • 受注管理が得意なもの
  • 在庫管理に強いもの
  • 商品登録を効率化できるもの
  • 出荷処理を自動化できるもの

など、それぞれ得意分野があります。

例えば、毎日在庫ズレが発生して困っている会社なら、在庫連携機能が充実したシステムを選ぶべきです。

一方で、受注件数が多く、確認作業に時間がかかっている会社なら、受注処理を自動化できるシステムの方が効果を実感しやすいでしょう。

  • 「人気だから」
  • 「価格が安いから」

ではなく、

今、一番時間がかかっている業務は何か。

そこから考えることが、失敗しない選び方の第一歩です。

② 対応しているECモール・カートを確認する

EC一元管理システムは、すべてのECサービスと連携できるわけではありません。

現在利用している、

  • 楽天市場
  • Amazon
  • Yahoo!ショッピング
  • au PAY マーケット
  • Shopify
  • MakeShop
  • BASE
  • カラーミーショップ

などに対応しているか確認しましょう。

また、「今は楽天だけ」という会社でも、

今後ほかのモールへ出店する予定があるなら、将来的な拡張性も重要です。

導入後に対応していないことが分かると、再度システムを選び直すことになってしまいます。

③ 月額料金だけで比較しない

料金はもちろん重要です。

しかし、比較するときは、

  • 初期費用
  • 月額料金
  • オプション料金
  • 従量課金
  • サポート費用

まで含めた総額で考える必要があります。

例えば、月額料金は安くても、必要な機能がすべてオプションになっている場合、結果的に高くなるケースもあります。

また、高機能なシステムでも、人件費を削減できれば十分元が取れる場合もあります。

導入費用だけではなく、

業務改善によってどれだけ時間を削減できるかという視点も重要です。

④ 自動化できる範囲を確認する

EC一元管理システムを導入する目的は、

仕事を増やすことではなく、

仕事を減らすことです。

そのため、

どこまで自動化できるかは必ず確認しましょう。

例えば、

  • 受注取り込み
  • 在庫連携
  • 商品登録
  • 出荷指示
  • メール送信
  • ステータス変更

など、システムによって自動化できる範囲は異なります。毎日行っている作業が自動化できれば、作業時間だけでなく、入力ミスや発送ミスの削減にもつながります。

⑤ サポート体制も確認しておく

EC一元管理システムは、導入して終わりではありません。初期設定や運用方法で分からないことが出てくることもあります。

そのため、

  • 電話サポート
  • メールサポート
  • チャット対応
  • 導入支援

など、サポート内容も比較しておきましょう。特に、初めてEC一元管理システムを導入する会社は、

サポートの充実度が運用開始後の安心感につながります。

EC一元管理システム比較一覧

ここまで紹介した比較ポイントを踏まえ、主要なEC一元管理システムを一覧で比較しました。

システム公開されている料金の目安料金体系・注意点
助ネコ月額2,100円~受注件数や利用機能によって変動。受注管理は100件まで月額2,100円、101件目以降は従量課金
ネクストエンジン月額3,000円~200件まで基本料金内。201件目から受注件数に応じた従量課金
LOGILESS月額20,000円~ライトプランは300件まで、スタンダードは月額25,000円で500件まで。以降は出荷件数による従量課金
CROSS MALL要問い合わせ月額固定制。受注件数や受注金額による従量課金はないが、店舗数や商品数などで費用が変わる
TEMPOSTAR要問い合わせ利用規模やカスタマイズ内容によって変動
GoQSystem月額15,000円~受注管理プラン。受注・在庫連携は月額29,800円、商品管理まで含むプランは月額44,800円
アシスト店長要確認現在の記事で掲載するなら、公式の最新料金ページを改めて確認する必要あり
まとまるEC店長月額9,800円~3,000商品まで。受注件数・店舗数による追加課金なし。商品数でプランが変動

※料金や対応サービスは変更される場合があります。導入前に公式サイトで最新情報をご確認ください。


比較表を見る前に知っておきたいこと

この一覧を見ても、「結局どれが一番おすすめなの?」と思う方もいるでしょう。しかし、ここまで読んできたように、

おすすめのシステムは会社によって異なります。

例えば、

  • とにかく受注処理を効率化したい会社
  • 在庫ズレをなくしたい会社
  • 複数モールをまとめて管理したい会社
  • 将来的に販路を増やしたい会社

では、重視すべき機能が変わるためです。

そこで次は、それぞれのEC一元管理システムの特徴や向いている企業について、1社ずつ詳しく紹介します。

EC一元管理システム8社の料金体系・機能を比較

EC一元管理システムは、同じ「月額料金」でも、何を基準に料金が増えるかが異なります。

受注件数が増えるほど料金が上がるシステムもあれば、商品数や店舗数でプランが変わるシステムもあります。安く見える金額だけではなく、自社の運営規模で利用した場合の総額を比べることが大切です。

システム料金体系の特徴主な管理範囲特徴向いている事業者
助ネコ利用する機能や受注件数などに応じて変動受注・在庫・商品・発注必要な機能から導入しやすい段階的に業務を一元化したい事業者
ネクストエンジン月額3,000円から。受注件数に応じた従量課金受注・在庫・商品・出荷アプリによる機能拡張に対応販路や外部連携を増やしたい事業者
LOGILESS月額2万円から。出荷件数に応じた従量課金受注・在庫・倉庫・出荷OMSとWMSが一体物流業務まで自動化したい事業者
CROSS MALL月額固定制。受注件数による課金なし受注・在庫・商品・発注・仕入多店舗運営に必要な機能を広く搭載受注数が多い多店舗運営事業者
TEMPOSTAR利用規模や契約内容により変動受注・在庫・商品個別要件に合わせたカスタマイズに対応独自の業務フローを残したい事業者
GoQSystem利用する機能やプランにより変動受注・在庫・商品・出荷EC運営に必要な機能を組み合わせて利用費用と必要機能のバランスを見たい事業者
スマレジEC・一元管理月額1万円から。オプション機能あり受注・在庫・顧客・発送顧客管理や販促機能にも対応リピーター施策まで行いたい事業者
まとまるEC店長月額9,800円から。商品数で料金が変動受注・在庫・商品受注件数・店舗数による追加課金なし商品数を基準に費用を把握したい事業者

※表示価格は税抜です。料金や対応機能は変更される場合があるため、導入前に各サービスの公式サイトで最新情報をご確認ください。


EC一元管理システム8選

ここからは、8つのEC一元管理システムについて、強みだけでなく、導入前に確認したい点まで紹介します。

助ネコ

必要な業務から段階的に一元化したい事業者向け

助ネコは、受注管理・在庫管理・商品登録・発注管理など、ネットショップ運営に必要な業務を一元化できるEC管理システムです。

すべてを一度に導入するのではなく、現在困っている業務に合わせて必要な機能から始められます。

例えば、受注処理に時間がかかっているなら受注管理から導入し、店舗数や商品数が増えてから在庫管理や商品登録を追加する、といった使い方ができます。

受注管理では、注文内容に応じた振り分けやメール送信など、繰り返し発生する処理の自動化が可能です。毎日同じ条件を確認して手作業で処理している事業者ほど、導入効果を感じやすいでしょう。

料金体系の特徴

利用する機能や月間受注件数などによって料金が変わります。

受注・在庫・商品登録をすべて利用する場合と、受注管理だけを利用する場合では費用が異なるため、必要な機能を整理してから料金を確認しましょう。

導入前に確認したい点

必要な機能を追加していくと、その分だけ料金も増えます。

最初の月額料金だけではなく、将来的に在庫管理や商品登録まで追加した場合の総額も確認しておくと安心です。

こんな事業者におすすめ

  • 初めてEC一元管理システムを導入する
  • 現在困っている業務から改善したい
  • 電話などで相談しながら設定を進めたい
  • 運営規模に合わせて機能を追加したい

ネクストエンジン

外部サービスとの連携や拡張性を重視する事業者向け

ネクストエンジンは、受注・在庫・商品・出荷業務を一元管理できるシステムです。

標準機能に加えて、アプリを追加することで、自社に必要な機能を拡張できます。複数のモールや倉庫、送り状発行システムなどを組み合わせて運用したい事業者に向いています。

店舗数や登録商品数が増えても、その数だけで基本料金が上がらない点も特徴です。新しいモールへの出店を予定している場合には、検討しやすい料金体系といえます。

料金体系の特徴

初期費用は0円で、月額基本料金は3,000円です。基本料金には月間200件までの受注が含まれ、それを超えると受注件数に応じた従量料金が加算されます。

また、有料アプリの利用料や、契約から1年経過後の年間保守費用が発生します。

導入前に確認したい点

月額3,000円だけを見ると安く感じますが、受注件数が増えるほど料金も上がります。

必要なアプリが有料の場合もあるため、現在の受注件数と利用予定のアプリを含めて月額費用を計算しましょう。

こんな事業者におすすめ

  • 複数モールを運営している
  • 外部サービスとの連携を増やしたい
  • アプリを使って機能を拡張したい
  • 今後、店舗数や商品数を増やす予定がある

LOGILESS

受注処理から倉庫・出荷まで自動化したい事業者向け

LOGILESSは、受注管理を行うOMSと、倉庫管理を行うWMSが一体になったシステムです。

受注情報を取り込んだあと、倉庫への出荷指示まで一つの仕組みでつなげられます。受注担当者と倉庫担当者が別々のシステムやCSVで情報を受け渡している会社には、大きな改善余地があります。

モール・カートとの連携に追加費用はかからず、未連携の自社システムなどはAPIを使って連携できる場合があります。

料金体系の特徴

ライトプランは月額2万円で、1倉庫・月間300件までの出荷料金が含まれます。

スタンダードプランは月額2万5,000円で、1倉庫・月間500件までの出荷料金と電話サポートが含まれます。無料枠を超えた分には、出荷件数に応じた従量料金がかかります。

導入前に確認したい点

LOGILESSの利用料金に、商品の保管や梱包、発送といった物流代行費は含まれていません。

物流業務を外部倉庫へ委託する場合は、システム料金とは別に倉庫事業者へ支払う費用も計算する必要があります。

こんな事業者におすすめ

  • 受注から出荷までの流れを自動化したい
  • 自社倉庫または外部倉庫を利用している
  • 受注担当者と倉庫のやり取りを減らしたい
  • 出荷件数が増え、物流業務が負担になっている

CROSS MALL

受注件数が多く、月額固定で運用したい事業者向け

CROSS MALLは、商品登録・在庫管理・受注管理に加え、発注・仕入管理まで一元化できるシステムです。

注文内容に応じた受注処理の自動化にも対応しています。例えば、決済方法に応じた手数料の追加や、購入商品に応じた明細の追加、一定金額以上の注文の送料無料化などを自動処理できます。

受注件数による従量課金がないため、注文が増える繁忙期でも、受注件数だけを理由に料金が上がることはありません。

料金体系の特徴

月額固定制で、受注件数や受注金額による課金はありません。

ただし、契約店舗数や商品点数などによってプランが変わります。また、標準対応外の自社サイトと連携する場合は、初期設定費が別途見積もりになる場合があります。

導入前に確認したい点

受注件数が少ない会社では、従量課金制のシステムより固定費が高く感じられる可能性があります。

「受注が増えても料金が変わらない」という点が、自社の受注規模で本当にメリットになるかを確認しましょう。

こんな事業者におすすめ

  • 毎月の受注件数が多い
  • 繁忙期と通常期の受注数に差がある
  • 商品・在庫・受注・発注をまとめたい
  • 月額費用を固定しやすいシステムを探している

TEMPOSTAR

一般的なASPでは運用を合わせにくい事業者向け

TEMPOSTARは、複数店舗の商品・在庫・受注情報を一元管理できるシステムです。

特徴は、ASP型でありながら、企業ごとの要件に合わせたカスタマイズに対応していることです。現在使用している販売管理システムとの連携や、独自の業務フローに合わせた調整を相談できます。

「システムに合わせて業務を大きく変えたくない」「一般的な一元管理システムでは必要な処理ができない」という会社では、候補に入りやすいでしょう。

料金体系の特徴

料金は利用規模や契約内容、カスタマイズの有無などによって変わります。

公開されている最低料金だけで判断するよりも、標準機能で対応できる範囲と、個別対応が必要な範囲を分けて見積もる必要があります。

導入前に確認したい点

カスタマイズできることは強みですが、個別対応が増えるほど、導入までの期間や費用も変わります。

現在の業務をすべてそのまま残そうとすると、必要以上に複雑なシステムになる可能性もあります。残したい業務と、システム導入を機に変えてよい業務を整理しておきましょう。

こんな事業者におすすめ

  • 独自の受注・出荷ルールがある
  • 既存の販売管理システムと連携したい
  • 標準機能だけでは運用が合わない
  • 事業拡大に合わせてシステムを調整したい

GoQSystem

EC運営業務を必要な範囲から効率化したい事業者向け

GoQSystemは、受注管理を中心に、在庫連携や商品管理、出荷関連業務などを効率化できるシステムです。

複数店舗の注文を一つの画面で管理し、受注処理やメール送信など、繰り返し発生する作業の削減を目指せます。

プランやオプションの組み合わせによって利用できる範囲が変わるため、現在必要な機能を整理して比較することが重要です。

料金体系の特徴

利用する機能や契約プランによって料金が変わります。

受注管理だけでよいのか、在庫連携や商品管理、出荷関連機能まで必要なのかによって総額が異なるため、同じ条件で見積もりを取りましょう。

導入前に確認したい点

低価格のプランがあっても、自社が必要とする機能がそのプランに含まれているとは限りません。

「最安プランの金額」ではなく、現在行っている手作業をどこまで減らせるプランなのかを確認する必要があります。

こんな事業者におすすめ

  • 受注処理を中心に効率化したい
  • 必要な機能を選んで導入したい
  • 複数店舗の注文をまとめて処理したい
  • 導入費用と機能のバランスを比較したい

スマレジEC・一元管理

受注管理だけでなく、顧客管理やリピーター施策も行いたい事業者向け

スマレジEC・一元管理は、複数モールや自社ECの受注・在庫・顧客情報を一元管理できるシステムです。

受注処理や在庫更新の効率化に加え、蓄積した顧客データを使った分析や、ステップメールなどの販促施策にも対応しています。

単に発送業務を早くするだけでなく、購入後の顧客へ継続的にアプローチしたい事業者に向いています。

料金体系の特徴

受注機能・在庫管理は月額1万円からです。

分析ツール、ステップメール、顧客対応管理、倉庫連携などは代表的なオプションとして案内されているため、利用したい機能によって追加費用が発生します。

導入前に確認したい点

CRMや販促機能を使わず、受注と在庫だけを管理したい会社では、システムの強みを十分に生かせない可能性があります。

どこまで顧客管理やリピーター施策を行うのかを決めたうえで、必要なオプションを含む料金を確認しましょう。

こんな事業者におすすめ

  • 受注・在庫・顧客情報をまとめたい
  • リピーター育成に取り組みたい
  • 購買履歴を販促に活用したい
  • 実店舗とECの情報連携も検討している

まとまるEC店長

受注件数ではなく、商品数を基準に料金を把握したい事業者向け

まとまるEC店長は、複数モールの商品・在庫・受注を一元管理できるシステムです。

商品一括登録や一括編集、注文取込、メール送信、帳票管理、在庫自動更新など、多店舗運営に必要な基本機能を備えています。

受注件数や店舗数ではなく、登録商品数によって月額料金が決まる点が特徴です。

料金体系の特徴

初期費用は0円で、3,000商品まで月額9,800円です。

5,000商品までは月額1万5,000円、1万商品までは月額2万5,000円となり、商品数に応じて料金が上がります。受注件数や店舗数による追加課金はありません。

導入前に確認したい点

商品数が少なく受注件数が多い会社には、料金体系が合いやすい可能性があります。

反対に、受注件数は少なくても商品数が多い会社では、商品数に応じてプランが上がります。自社の商品登録数を確認してから比較しましょう。

こんな事業者におすすめ

  • 商品数が比較的少ない
  • 複数店舗の受注や在庫をまとめたい
  • 受注件数による従量課金を避けたい
  • 月額費用を事前に把握しやすくしたい

課題別に見るEC一元管理システムの選び方

8社を見ても、どれが自社に合うか分からない場合は、現在の課題から候補を絞りましょう。

最初からすべての機能を比べる必要はありません。自社で一番時間がかかっている業務を一つ決めると、見るべき機能が分かりやすくなります。

初めてEC一元管理システムを導入する場合

初めて導入する場合は、機能数だけでなく、初期設定と運用開始後のサポートを確認しましょう。

どれだけ高機能でも、設定方法が分からず使い始められなければ意味がありません。

確認したいのは、次の3点です。

  • 必要な機能だけで始められるか
  • 無料体験中に実際の業務を試せるか
  • 電話やオンラインで設定を相談できるか

資料を見るだけでは、管理画面の使いやすさまでは分かりません。

無料体験がある場合は、架空の注文を眺めるだけで終わらせず、実際の受注データに近い条件で、注文取込から出荷までを試してみましょう。

複数モールを運営している場合

「楽天市場対応」「Amazon対応」と書かれているだけでは不十分です。

同じモールに対応していても、連携できる情報や更新頻度はシステムによって異なります。

少なくとも、次の内容を確認しましょう。

  • 注文情報を自動で取り込めるか
  • 在庫数をどの頻度で更新できるか
  • 商品情報を一括で登録・更新できるか
  • キャンセルや返品情報を連携できるか
  • モールごとの独自項目に対応できるか

対応モールの「数」だけを見て選ぶと、使いたかった機能が一部利用できないことがあります。

必要なのは「対応しているか」ではなく、自社がそのモールで行っている作業をどこまで減らせるかです。

受注件数が増えてきた場合

受注件数が増えた会社では、1件ずつの処理時間より、例外注文の処理方法が重要になります。

通常注文を自動処理できても、備考欄の確認、住所不備、決済エラー、同梱希望などで毎回作業が止まるなら、担当者の負担はあまり減りません。

確認したい機能は、次のとおりです。

  • 条件に応じた注文の自動振り分け
  • 確認が必要な注文だけを止める機能
  • メールの自動送信
  • ステータスの自動変更
  • 出荷データや送り状データの自動作成

月額料金が数千円安くても、毎日同じ確認作業が残れば、安く導入した意味が薄れます。

受注件数が多い会社ほど、「どの機能があるか」よりも、何件を人が触らずに処理できるかを確認しましょう。

在庫ズレを減らしたい場合

在庫管理が課題なら、在庫連携機能の有無だけでは判断できません。

在庫情報の更新間隔や、セット商品、実店舗、複数倉庫への対応まで確認する必要があります。

特に確認したいのは、次の項目です。

  • 各店舗への在庫反映頻度
  • キャンセル時に在庫を戻せるか
  • セット商品やバリエーション商品を管理できるか
  • 実店舗とECの在庫を連携できるか
  • 複数倉庫の在庫を分けて管理できるか

在庫連携の目的は、管理画面を一つにすることではありません。

売り越しを防ぎながら、販売できる在庫を必要以上に少なく見せないことです。自社の商品構成や保管方法で、どのように在庫が動くのかをデモで確認しましょう。

物流業務まで効率化したい場合

受注管理システムを導入しても、出荷指示をCSVで倉庫へ送り、出荷結果を再び取り込んでいるなら、作業は途中で止まります。

物流まで効率化したい場合は、次の流れがつながるか確認してください。

  1. モール・カートから注文を取り込む
  2. 注文内容を確認・自動処理する
  3. 倉庫へ出荷を指示する
  4. 送り状を発行する
  5. 出荷結果を各店舗へ反映する
  6. 購入者へ発送メールを送る

このどこかで手作業のCSV加工が残ると、注文が増えたときに再び人手が必要になります。

倉庫連携を重視する場合は、システム料金だけでなく、倉庫側の初期設定費や物流代行費も含めて比較しましょう。

将来的に店舗や販路を増やす場合

現在の運営だけに合わせると、店舗を増やしたときに料金や作業量が一気に増えることがあります。

将来の拡大を考えているなら、次の条件で試算しておきましょう。

  • 店舗が1店舗増えた場合
  • 月間受注件数が2倍になった場合
  • 商品数が2倍になった場合
  • 倉庫を追加した場合
  • 有料オプションを追加した場合

「今は一番安い」という理由だけで決めると、半年後には別のシステムの方が安くなっているかもしれません。

正確な将来予測までは必要ありません。少なくとも、現在の1.5倍から2倍になった場合の料金と運用方法は確認しておきましょう。


EC一元管理システムを選ぶ前のチェックリスト

候補を2〜3社に絞ったら、同じ条件で各社に問い合わせます。

会社ごとに別の質問をすると、回答を比べられません。以下の項目をそのまま各社へ確認すると、違いが見えやすくなります。

  • 現在利用しているモール・カートと連携できるか
  • 注文・在庫・商品情報のどこまでを連携できるか
  • 月間受注件数で利用した場合の総額はいくらか
  • 初期費用やオプション、保守費用はいくらか
  • 店舗数や商品数が増えた場合、料金はどう変わるか
  • 現在手作業で行っている処理を自動化できるか
  • 標準機能だけで対応できるか
  • 個別開発や追加設定が必要か
  • 導入時にどこまで設定を支援してもらえるか
  • 無料体験で実際の業務フローを確認できるか
  • 解約や乗り換え時にデータを出力できるか

特に重要なのは、見積もりの条件をそろえることです。

まとめ|一番安いシステムではなく、手作業が一番減るシステムを選ぶ

まとめ|「安いシステム」ではなく「業務が減るシステム」を選ぼう

EC一元管理システムの料金は、単純には比較できません。

受注件数で増えるもの、商品数で増えるもの、店舗数や利用機能で変わるものがあるからです。

月額料金が安くても、必要な機能がオプションなら総額は上がります。反対に、料金が高く見えても、毎日発生していた受注処理や在庫更新を減らせるなら、人件費まで含めると安くなる可能性があります。

そのため、比較を始める前に、まず次の一文を書き出してみてください。

現在、最も減らしたい手作業は何か。

受注処理なのか、在庫更新なのか、商品登録なのか、倉庫への出荷指示なのか。

ここが決まれば、比較表で見るべき項目も変わります。

助ネコでは、受注管理・在庫管理・商品登録など、現在必要な機能から導入できます。どの機能が必要か分からない場合は、現在の店舗数や受注件数だけでなく、毎日どの作業に時間がかかっているかを整理したうえで相談してみてください。

「一番安いシステムはどれか」ではなく、自社の手作業が一番減るのはどれか

その基準で比べる方が、導入後に「思ったより楽にならなかった」と後悔する可能性を減らせます。


助ネコなら必要な機能から導入できる

  • 「いきなり高機能なシステムを導入するのは不安」
  • 「まずは受注管理だけ効率化したい」

という場合は、必要な機能から始められるEC一元管理システムも選択肢の一つです。

助ネコでは、

  • 受注管理
  • 在庫管理
  • 商品登録

など、必要な機能を組み合わせて利用できます。

「まずは業務を一つ改善したい」という企業でも導入しやすく、運営規模に合わせて段階的に活用できます。料金だけで比較するのではなく、

自社の業務に本当に合うかという視点で、各システムを比較・検討してみてください。

「ネットショップ運営がスムーズになった!」

助ネコを活用すれば、業務に追われていた時間を、売上アップ施策やお客様対応に使いやすくなります。

助ネコ事業部は、19年以上にわたり全国のネットショップ様を支援してきた実績があります。まずはオンライン相談で、お悩みや運用状況に合った使い方をご案内します。