日本郵便の「ゆうパケットパフ」に対応しました【助ネコ®受注管理】

機能

このたび、日本郵便の送り状「ゆうパケットパフ」のCSV連携に対応しました。

対応内容

助ネコで「ゆうパケットパフ」に対応した「送り状CSVデータ」を出力できるようになりました。

出力したCSVデータは、日本郵便の送り状発行システム「ゆうパックプリントR」に取り込むことで送り状が発行できます。

その後ゆうパックプリントRから、伝票番号付きのCSVデータを出力し、再度助ネコに取り込むことで、助ネコ上の受注データに伝票番号を反映させることが可能です。

※置き配指定場所とチャイムの有無は、日本郵便の仕様に合わせて"固定"で以下の値が出力されます。

 ・「指定場所(第一希望)」:ポスト(郵便受け箱)
 ・「指定場所(第二希望)」:宅配ボックス
 ・「チャイム(あり/なし)」:あり

ゆうパケットパフとは

「ゆうパケットパフ」とは、年間1万個以上の小型荷物を発送する法人向けの、日本郵便が提供するサービスです。

任意の箱タイプ、専用の袋タイプの2種類があり、箱では「ゆうパケット」では配送できない7cmまでの厚みの荷物を配送することができます。
「ゆうパック」と比べて配送コストを抑えることができ、重さ1kgまでの荷物を配送することができます。

また、追跡可能で、置き配を含む「非対面配送」に対応しており、
再配達の必要性を削減できる配送サービスです。

ゆうパケットパフの特徴

1:特定の法人限定

「ゆうパケットパフ」は、年間1万個以上の小型荷物を差し出す法人限定のサービスです。比較的、小型荷物を多く出荷しているEC事業者にぴったりの配送方法です。

2:厚さ3cm以上でも配送可能

「ゆうパケットパフ」は、ゆうパケットの制限である「厚さ3cm」を超えていても発送できるのが特徴です。

3:置き配に対応

「ゆうパケットパフ」は、置き配を含む非対面配達のサービスです。配達削減により環境負荷の低減も考えられたサービスです。

「ゆうパック」「ゆうパケット」「ゆうパケットパフ」の違い

従来の「ゆうパック」「ゆうパケット」と「ゆうパケットパフ」は、それぞれの特性が異なります。

出典元:日本郵便株式会社の公式Webサイト

項目ゆうパックゆうパケットゆうパケットパフ
対象荷物大きい、重い荷物(家具、家電、衣類など)小型、薄型の荷物(書籍、CD、小物など)小型、薄型の荷物(書籍、服など)
サイズ制限最大170cm(縦+横+高さの合計)最大3辺の合計が60cm以内、長辺34cm以内箱タイプ:厚さ7cmまで(幅、長さにも上限有)
袋タイプ:専用資材は入れ放題(幅 22.5cm 、長さ 31.0cm 、マチ無し)
重さ制限25kgまで1kgまで1kgまで
料金体系サイズにより異なる厚さにより異なる全国一律料金
追跡機能ありありあり
配達方法対面配達(非対面配達も選択可)非対面配達(ポスト投函)置き配を含む非対面配達
お届け日数おおむね差出日の翌日~翌々日おおむね差出日の翌日~翌々日おおむね差出日の翌日~翌々日
補償ありなしなし

ゆうパケットパフのメリット・デメリット

メリット

  1. 低コストでの配送
    ゆうパケットパフは、小型荷物を安価で「全国一律料金」で発送できるため、コストを抑えて配送したい場合に便利です。
  2. 梱包資材が2種類ある
    箱タイプと袋タイプの2種類があり、箱は厚さ7cmまでで、任意の箱を使用することができます。袋タイプは専用資材を使用することで厚さ関係なく配送することができます。
    商材に応じて、柔軟に梱包を変更できる点も大きなメリットです。
  3. 受取の柔軟性
    非対面受取に対応している為、置き配や宅配ボックスへの配送が可能です。日中家にいない方にとって便利です。

デメリット

  1. サイズ・重さの制限
    ゆうパケットパフは1kgまで、またサイズの制限もあるため、大きな荷物や重い荷物には向いていません。大きな商品を送る場合は、別の配送方法を検討する必要があります。
  2. 補償がない
    ゆうパケットパフには基本的に補償がありません。万が一、荷物が破損したり紛失した場合、補償を受けることができないため、高価な商品の配送には注意が必要です。
  3. お届け日数
    差出日の概ね翌日~翌々日のお届けのため、迅速に届けたい場合は、別のサービスを選択した方が良いと言えます。

ゆうパケットパフに向いている商材

「ゆうパケットパフ」は、従来の「ゆうパケット」では送ることができなかった、厚みのあるかさばる商品を発送したいときに活用できます。

  • 書籍・雑誌:ゆうパケットよりも厚さ制限が緩和されるため、厚み7cmまでの書籍も送付可能です。
  • 衣類(Tシャツや薄手の服):日本郵便が指定するA4相当サイズの袋を使用すると厚さ制限なしで送付可能です。